容器を開発しながら、商品のあり方まで考えていく。 容器を開発しながら、商品のあり方まで考えていく。

おにぎりやサンドイッチ、その見せ方に知恵を出す。

おにぎりやサンドイッチを包む包装資材。その見せ方一つが売上げをも左右する。そんなことを知っているのは、私が容器開発を中心にキャリアを積んできたからです。“脇役”のイメージの強い容器ですが、実はおにぎり一つとってもパッケージだけが、唯一のアピールの場。あの小さなスペースに何を込めるのか? 産地か、具材か?と考え、さらにバイヤーの意向や他社動向も視野に入れてデザインを提案する。そして、決定すれば印刷まで立ち会う。と、まさにモノ作りの実感に溢れた日々なのです。実際、中身を開発するのがコンビニエンスストア(以下:コンビニ)各社ならば、容器開発を行う私たちは、その見せ方や売り方を考えていく立場。その上、商社である私たちは、要望に合わせて容器メーカーを探してくることもできます。グループのネットワークを使いベストパートナーを選び、商品が市場に出るまでの流れを作る。モノ作りとともに、ビジネスの流れを作る醍醐味が味わえるのも、この仕事の魅力なのです。

中堅コンビニのお弁当の開発に携わって。

そんな私にとって、最も印象的だったのが中堅コンビニに向けのお弁当の仕事でした。この時は、伊藤忠グループへの信頼からメニュー開発にも関わって欲しいとオファーがあり、市場調査から担当することに。コンビニは毎週のように新発売があり、リリースは半年先。それを目指し月2回の開発会議があるのですが、その際に、他社動向やトレンド、潜在ニーズなどを調べて持っていくのです。横に、食材メーカー、調味料メーカーなど食のプロたちが居並ぶ場で、ともにコンセプトを作っていくのはとても楽しい経験でした。

そして、容器開発はメニューが見えてからが勝負。仮にメニューがハンバーグなら、具材の黒と似たような色ではダメ。具材を引き立たせる色は何か? 味が混ざらないような容器の形状は? など、要件を満たした上で、さらに予算内なのか、と。しかし、こうして作り込んだお弁当でも、必ずしもヒットするとは限らなくて…。商売の面白さと難しさを肌で学んだ時間でした。

“伊藤忠”だからこそ、のネットワークと信頼も武器に。

すっかり容器のプロとなった私でしたが、実は、数ヶ月前よりオフィス通販の部門へ異動になりました。オフィス通販は商材も多くまだまだ未知の世界。不安はありますが、これまでと異なるノウハウを持つお客様や新しい知識に触れる毎日にワクワクしています。そんなふうに当社は、扱う製品がベーシックなだけに、提案のフィールドは広く、そこにも“伊藤忠”ならではのネットワークや信頼力が活きてきます。お客様は、「伊藤忠なら、世界中のあらゆる情報に精通しているはず」と考え、私たちへの期待も高い。それに応えることは容易ではありませんが、だからこそ成長もできる。それに、営業所などに勤務することになると、グループ内の優秀なビジネスパーソンに接する機会も多く、たくさんの刺激が受けられます。これも当社で働く魅力の一つ。まずは小さなビジネスをひとつひとつ作りながら、商社ならではの情報力で社会を見つめていく。その繰り返しが人を大きくしてくれるのだと感じています。

Profile

事業領域が広く次々と新しい視野を広げていけそうだ、と考えて入社を決意。お客様やサプライヤーとの受発注業務で経験を積んだ後、2年目から中堅コンビニへの包装資材の提案を行う。その後、スーパー向けの包装資材を担当した後、2013年より広島へ異動。広島エリアに強いコンビニ向けの商流の構築及び包装資材の提案を経験。2016年より、オフィス通販に関する部門へ異動。

2007年入社 Y.H

Don’t Stop Ambitions ビジネス野心を磨け!