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Interview 01

海外駐在で、
新たな事業に挑戦。

H.M

企画職(総合職)営業部門

2006年 新卒入社

Profile

入社後から営業職として、オフィス用品通販サイトの担当として受発注業務、商品開発に従事。2016年にはチーム長、2017年には課長としてチームをマネジメントする立場に。2019年から3年間、中国の上海にある伊藤忠関連会社に出向したのち、2022年からは、コンビニエンスストア向け商品を扱う部署で課長として課を牽引している。

メイン事業を支える業務はもちろん
会社としても、新たな市場に挑戦。

2019年7月頃から約3年間、中国上海に駐在をしていました。そこでの業務内容は主に2つ。1つめは、伊藤忠リーテイルリンクの仕入先である中国の工場に対するサポートやアドバイスで、伊藤忠リーテイルリンクのメイン事業を支える業務です。品質管理、商品開発等のサポートを現地で行っていました。伊藤忠リーテイルリンクから商品に対する要望が届くので、それを叶えるための橋渡しをしていました。

2つめは、中国の市場に対する販売です。それは、当時の出向先で与えられた、新たな挑戦でした。
中国は人口が多く、日本で販売するのとは生産数も売り上げも桁が違う。手に取るようにわかるダイナミックな市場動向に、とてもやりがいを感じました。なにより私たちは、日本向けの品質をクリアできる仕入先工場との繋がりをすでに持っていたことから、“メイドインチャイナでありながら日本品質”をクリアできる商品を提案することができました。

また、当時中国にはプライベートブランドの概念があまり浸透しておらず、日本でのプライベートブランドの知識やノウハウを中国で伝えることで、小売でもオリジナル商品が作れるととても喜んでもらえました。
日本に対する事業だけでは受け身になってしまうと一念発起し挑んだ中国市場。私が日本に帰った今も、現地メンバーがプライベートビジネスを着実に拡大させており、さらなる発展が楽しみです。

本質的に人と向き合う大切さを学び、
“人とのつながり”という財産が増えた。

ちょうど中国駐在が始まってから半年、世の中では新型コロナウイルス感染症の流行もあり、日本に戻ることが難しくなった時期がありました。先の見えない不安な状況ではありましたが、それが契機にもなりました。

それまでは心のどこかに「私は出向の身だし、いつかは帰らないといけないから。」と第三者的な自分がいました。現地の社員たちから、この人は本気で私たちのことを考えてくれているのだろうか、と思われていたかもしれません。けれど、日本に帰れないからこそ、改めて中国という地や人にまっすぐ向き合うことができました。そして、この部署が発展して、私の仲間である中国の部署のみんなが幸せになるにはどうしたらいいか、ひたすら考え続けました。だんだんと中国の社員たちの接し方も変わってきて、信頼を深く築くことができたかなと思います。

また、中国で培った日本人同士の人脈も、今では私の財産です。上海には、伊藤忠商事をはじめ、グループ各社から前線で活躍している人たちが駐在しています。普段日本で仕事をしていれば出会えないような人たちとつながれることも。今でも、仕事についてアドバイスをもらったり、困ったときに相談したり、ときにプライベートでも仲良くしたりと、大切な存在です。

後輩たちが活躍できるフィールドを作るため、
変化を恐れず新しい商売に挑戦していく。

現在は、大手コンビニチェーン向けに日用品を開発・販売する部署で課長をしております。配属から2年で、部下から教わることもたくさんありますが、中国で得た知識や経験が全て活かされており、毎日がとても充実しています。

私にとって海外駐在は、多くを学び成長することができた、かけがえのない経験です。だからこそ、後輩たちにも積極的に海外で経験をしてほしい。そのために、新しい事業にもどんどん挑戦して、後輩が海外で活躍できるようなフィールドを開拓していきたいです。これまでの経験を活かして、中国市場やアメリカ市場向けの新規商売立ち上げに挑戦したいですね。

とはいえ、自分自身もまだまだ2回目の海外駐在も狙っています。もし行けるチャンスがあるのなら、挑戦したい国はもう一度、中国。3年ほどでは全然わからないことだらけの奥深い国だったので、仕入れ先としてだけではなく、マーケットとして捉えて挑戦したいですね。あとは中国の次に大きいアメリカの市場にも挑戦してみたいです。人は、経験が増えるほど新しいことへの挑戦が怖くなるものですが、常に変化を恐れないというマインドを持って、世の中の変化の先を見越した挑戦をしていきたいです。

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