Interview 03
多岐にわたる経験を経て
新たなステージへの挑戦。
S.M
企画職(総合職)営業部門
2014年 新卒入社
2014年4月、伊藤忠リーテイルリンクに新卒で入社。入社後、営業職としてコンビニ等の店舗資材のベンダービジネスに従事。2016年には三国間取引の経験を経て、2018年に伊藤忠ベトナムへ出向し、新規商売の開拓や現地スタッフのマネジメントも担当。2023年に帰国してチーム長となる。2025年にマネジメント職へ昇格。趣味はバスケットボール。
「海外で活躍したい」という夢に向かって
入社1年目から、幅広い経験を積んだ。
私は現在、レジ袋や食品容器等を取り扱う企業様の、海外輸入の商品を請け負っています。営業職として、お客様の要望を叶えることはもちろん、例えば「海外の新しいサプライヤーがあるので、御社のブランドでこんな商品を作ってみませんか?」という提案を行うことも。入社してから、本当にさまざまな経験をしてきたと思います。入社1年目は、“物の流れ”を実務で広く学びました。当社の倉庫から直接お客様の倉庫に仕入れたり、客先で品切れが許されないレジ袋の在庫管理を任されたり。私が配属された部署は輸入品の取り扱いも少なくなかったので、日本とは異なる発注条件や貿易実務なども自然と身についていきました。もともと海外での仕事に興味があった私にとって、とても学びになる1年だったなと思い出します。
2年目には、会社として初取引の大手のお客様を担当することに。当時、課長の「今度こういうビジネスが始まりそうなんだけど、担当したい人いる?」という言葉に、スケールの大きさに惹かれ率先して手を挙げました。この仕事は、新しいビジネスを始めるときのさまざまな勘所やノウハウを得られた貴重な経験でした。

三国間取引の経験を経て、
新ビジネス開拓、既存ビジネス拡大のため
ベトナムへ出向。
韓国の大手コンビニとの取引を担当することになったのは、その翌年のことでした。ベトナムのサプライヤーから仕入れた商品を、韓国に販売する、三国間取引。伊藤忠グループのグローバルネットワークを活用し、現地の需要をリサーチして商品の提案を行いました。三国間取引の経験は初めてで、視野が大きく広がり、今後のビジネスの可能性も広がった実感がありました。
その後、伊藤忠ベトナムへの出向の話しをいただきました。出向のミッションは、新しいビジネスの開拓や、既存ビジネスの拡大。当時、伊藤忠ベトナムは日本向けレジ袋の輸出が売上の90%以上を占めていたので、そのビジネスをさらに拡大する想定でした。ですが着任早々、大きな課題に直面することに。日本でのレジ袋有料化により売上が半減してしまったのです。この危機を乗り越えるため、商材や国内外を問わず、部門の垣根を超えて、愚直にビジネスチャンスを広げ続けました。当時は本当に大変な日々でしたが、振り返ってみると、まさに商社で働く醍醐味を味わえた機会だったと思います。
休日は現地の日本人とバスケットチームを組んで、大会にも出場しました。ベトナムの日本人チームは1チームのみだったので、自動的にベトナム代表になったのは良い思い出です(笑)

約5年半のベトナム出向を終えて
次に挑戦するステージは、
マネジメントという役割。
出向では、ビジネスの開拓以外にも、先輩と一緒に現地スタッフのマネジメントも担いました。ベトナムの方は責任感が強く、任せた仕事を最後まで任せきることを大切にしていました。
今、約5年半のベトナム出向を終えて日本に戻り、後輩ができました。そして来年度からは、マネジメント職という新たなステージへの挑戦が始まります。入社してから現在まで、節々で良い上司・先輩方に恵まれ、営業のイロハを一から教わり、ときに助けていただくこともありました。そして、多くの挑戦する機会をいただきました。これからは私自身が、そんな尊敬できる上司のようになっていく番。後輩たちが、どこの国や部署に行っても活躍できる営業マンになれるよう、共に成長していきたいですね。
